ついに今年も花粉シーズンが到来!
日本気象協会が昨年の12月に発表した、今シーズンの花粉の飛散予測は
例年並もしくは例年より少なくなりそうですが
花粉症の方には辛い時期が始まりました。
花粉症対策2020
新薬
2019年12月花粉症対策として画期的な新薬 ”ゾレア” という抗体療法が日本で承認されました。医療品添付情報
ゾレアは、季節性アレルギー性鼻炎に対して効果を発揮するお薬です。
季節性アレルギー性鼻炎(花粉症)では、アレルギー反応による炎症によって、鼻水・鼻閉やくしゃみ、目のかゆみなどの症状が起こります。(季節性アレルギー性鼻炎(花粉症)のしくみはこちら)
ゾレアは花粉のIgEと結合し、IgEとマスト細胞の結合を邪魔することで、アレルギー反応=炎症を、その元から抑えます。ゾレアの効能又は効果
- ・気管支喘息(既存治療によっても喘息症状をコントロールできない難治の患者に限る)
- ・季節性アレルギー性鼻炎(既存治療で効果不十分な重症又は最重症患者に限る)
- ・特発性の慢性蕁麻疹(既存治療で効果不十分な患者に限る)
1回の摂取で2〜4週間効果が持続
◆用法・容量◆
症状によって1回75mg〜600mg
2週または4週に1回注射、従来の治療薬と併用
◆費用◆
150mgを投与する場合、約1万4000円(自己負担額)
◆副作用◆
めまい・疲労・失神などが懸念されているようです。
(現在この薬剤の使用は症状が重い方に限るので、まずは専門医にご相談をお願い致します。)
舌下免疫療法(ぜっかめんえきりょうほう)
スギ花粉症の原因であるスギ花粉のエキスを体内に取り込むことで身体を慣らしていく治療
シダキュア(スギ花粉舌下錠)➡︎耳鼻科やアレルギー内科で医師の診断を受け、処方してもらったスギ花粉のエキスが入った錠剤を1日1回、舌の下で1分ほど溶かして粘膜から吸収した後飲み込む➡︎処方された錠剤を自宅で飲む治療方法
アンケートでは全体の8割の方が非常によくなったと回答
治療費は医療機関によっても異なりますが、月に約2300円ほど
治療期間は約3年〜5年と長いですが、根本的に花粉症を治療できる可能性があるため注目されています。
※現在はスギ花粉による花粉症の治療のみ
食べ物で対策
- 酢酸菌(もろみ酢・黒酢・バルサミコ酢)
長期間摂取すると花粉症の症状が和らぐという最新研究結果が発表されました。乳酸菌と一緒に摂取することで相乗効果があるそうです。
- 納豆
発酵食品に含まれる酵素が免疫力を調節し花粉症の症状緩和に効果があると期待
※どちらも、毎日少量づつ4週間ほど食べ続けると症状の緩和が期待できるそうです。
マスク
COVID-19(新型コロナウイルス)の影響で品薄が続いているマスクですが、そんな中3年前の2017年8月7日に警視庁警備部災害対策課の公式Twitterでキッチンペーパーを使った間マスクが話題に!ウイルスには効果はありませんが非常用としてマスクが手に入らない時にはオススメです。
材料:キッチンペーパー(3ブロック分・ホッチキス・輪ゴム2個
マスクに続いてキッチンペーパーも品薄になりそうな予感・・・
キッチンペーパーで簡易マスクを作成。キッチンペーパーを蛇腹に折り両端に輪ゴムをつけホチキス止め。ホチキスの位置で大きさを調整でき、とても簡単に作ることができました。娘に着けてもらったところ「苦しくない。いい感じ。」とのこと。密閉性には少し欠けますが、砂ほこり等は十分に防げます。 pic.twitter.com/sb46djvi45
— 警視庁警備部災害対策課 (@MPD_bousai) August 6, 2017
ノーズマスクピット
専用フィルターの効果で飛沫ウイルスや花粉、ハウスダストなどが鼻から侵入するのを防いでくれる!接客業などでマスクができない方やメイクが落ちるのが気になるという方にオススメの『進化系マスク』
使い捨てのものと洗って繰り返し使えるものがあります。
スプレーマスク(イオンの透明マスク)
静電気の発生を抑えて空気中の花粉がくっ付くのを抑えてくれます。だたしおよそ4時間おきに1日3〜5回の使用が必要。
メイクの上から使えて、メイク落ちやゴムの跡などを気にしなくていいのは助かります。
特許技術「微粒子吸着防止技術」がイオンの透明ベールで花粉等の付着を抑制
資生堂の特許技術「微粒子吸着技術」を採用した成分が、花粉・PM2.5をブロック。さらに、アレルスクリーン EXは新たにウイルスもブロック!
まとめ
マスクの調達が心配ですが、早めの対策で辛い花粉症の時期を無事乗り切りましょう!
ちなみに、毎年この時期に顔がかゆくなったり、喉が痛くなったり鼻の調子が悪くなたりしていますが、まだ私は花粉症ではないと思っています(笑)