なぜ進まないPCR検査
新たな検査方法や検査方法で検査時間短縮の可能性
PCR検査 1日ごとの件数
- 2月18日 996件
- 2月19日 672件
- 2月20日 656件 ➡︎ 7日間の検査実績
- 2月21日 1594件 ➡︎ 合計6300件
- 2月22日 1166件 ➡︎ 平均すると1日900件
- 2月23日 675件
- 2月24日 448件
PCR検査までの流れ
問い合わせ | ➡︎ | 感染の恐れあり 相談センター | ➡︎ | 感染の恐れあり 指定された病院 | ➡︎ 検体 | PCR検査 検査機関 |
PCR検査とは?
検体は、感染が疑われる人から採取した痰など
ウイルスの感染力無効化 | ➡︎ | ウイルスなどの遺伝子抽出 (専門の技師が手作業で行う) | ➡︎ | 専門の薬剤と機械を使い新型コロナウイルスの遺伝子の有無確認 こうして陰性か陽性かがわかる |
検査は手作業の行程もあるので、およそ6時間ほどかかるそうです
検査可能件数
- 国立感染症研究所 約400件
- 検疫所 約580件
- 地方衛生研究所 約1800件
- 民間検査会社5社 約900件
- 大学 約150件
1日あたり約3830件の検査が可能な計算になるが、1月30日に政府から依頼を受けた民間検査会社では2月17日には受け入れ態勢が整ったにもかかわらず、検体はまだ届いてない・・・・
厚労省からの依頼に対応するために一般からの依頼は受けてない、検査できる場所があるのに使われていない現状
風邪の症状や37.5度以上の発熱が4日以上続く場合、強いだるさ(倦怠感)や息苦しさ(呼吸困難)がある場合には、最寄りの保健所などに設置される新型コロナウイルスに関する帰国者・接触者相談センターにお問い合わせください。
※ なお、新型コロナウイルス感染症に関する一般的な相談を行いたい方は都道府県等が設置している電話相談窓口へご相談下さい。
最短10分〜30分 迅速ウイルス検出法開発
神奈川県の衛生研究所と理化学研究所は従来のPCR検査方法より簡単な工程でより迅速に新型コロナウイルスを検出する方法を開発したと発表
圧倒的なスピード感で調べることができるようになったら、より多くの皆さんの検査のニーズに応えられるようになる(研究段階なので)国に要望しようと思っている(神奈川県 黒岩知事のコメント)
- ダイヤモンドプリンセスの乗船者の検体から新型コロナウイルス3株分離に成功
- PCR検査と比べて温度の上げ下げの必要がなく簡単な工程でウイルスを検出する方法を開発
- 現在4時間〜6時間かかるPCR検査が、これから始まる実証研究で改良が進めば最短で10分〜30分程度で検査が可能に
来月から導入目指す 新たな検査方法
2019年11月より販売を開始した ジーンソック
インフルエンザ・麻疹・肺炎などの検査をするための機械ですが、新型コロナにも対応するようにマイナーチェンジ(まだ研究用)
検体採取 綿棒で喉を拭う | ➡︎ | 採取した検体 チップに注入・検出ユニットへ | ➡︎ | 遺伝子情報抽出 モニターには感染していた場合ウイルスの波長が表示 | ➡︎ | 結果が判明 陰性・陽性を判別 |
ちなみに韓国では
一部自治体では、車の中で問診を受け、医師がその場で検査が必要だと判断したら、そのまま検体を採取しPCR検査に回す というドライブスルーPCR検査を実施
韓国の検査がしやすい理由
- PCR検査の処理能力が高い
- 検査の間口が広い
検査を受けるまで
- 政府の用意したコールセンターに電話
- 指定の病院に向かう
- 病院の外に臨時である隔離テントで検体採取
まとめ
いろいろな企業や検査メーカーが、新型コロナ終息のために頑張っていて日本の企業の底力を感じた。
医師が必要と判断した患者が、全員検査できるようになる日も早いかも?
しかし韓国!ドライブスルーでも検査が受けれるなんて!対応が早すぎて驚きを隠せません。